雨の日に体がだるいのはなぜ?気圧と体調の意外な関係
「雨の日になると頭が痛い」
「なんとなく体が重い、だるい」
「関節が痛くなることがある」
こんな経験はありませんか?
雨の日に体調が悪くなるのは、気圧の変化が関係しています。
今日は、雨の日の気圧変化が体に及ぼす影響と、体調不良を防ぐ方法についてお話しします。
雨の日の気圧変化と体調不良の関係
雨の日は気圧が低くなるため、体がいつもと違う影響を受けやすくなります。
【気圧の変化による主な症状】
・頭痛やめまい
・関節の痛みや古傷の違和感
・肩こりや首のこりの悪化
・気分の落ち込みや疲れやすさ
これは、気圧の低下が自律神経のバランスを乱すことが原因と考えられています。
気圧の変化で体が不調になる理由
【自律神経の乱れ】
低気圧になると、体は「副交感神経」が優位になります。
すると、血管が拡張しやすくなり、血流が不安定になって頭痛やだるさが起こります。
【体内の水分バランスが変わる】
気圧が下がると、体が膨張しやすくなり、むくみや関節の痛みが出やすくなります。
【酸素の供給量が減る】
気圧が下がると、体内に取り込める酸素の量が少なくなり、「ぼーっとする」「疲れやすい」といった症状が出ます。
雨の日こそ温活!気圧の影響に負けないセルフケア法
【朝に軽いストレッチをする】
気圧が低い日は、血流が滞りやすくなります。
朝のストレッチで筋肉を動かし、血流を良くすることが大切です。
・首をゆっくり回す
・肩甲骨を寄せるように腕を回す
・足を軽く伸ばして全身をほぐす
【温かい飲み物をとる】
低気圧の日は、血流が悪くなりがちなので、体を温める飲み物を意識的に取り入れましょう。
・生姜湯
・ハーブティー
・白湯
カフェインを控えめにし、リラックスできる飲み物がおすすめです。
【耳のマッサージをする】
耳の周りには、自律神経を整えるツボがあります。
簡単な耳マッサージをすることで、血流を促し、気圧の変化による不調を和らげることができます。
両耳を軽くつまみ、上下・左右に優しく引っ張る。
耳全体を軽く折りたたんで5秒キープ。
両手で耳を包み、後ろに向かって円を描くように回す。
これを1分ほど行うだけで、頭がスッキリしやすくなります。
【入浴で血流を促す】
雨の日はシャワーだけで済ませず、湯船に浸かって体をしっかり温めることが大切です。
・38〜40℃のお湯に10〜15分浸かる
・アロマや入浴剤を使ってリラックスする
血流が良くなると、体のだるさや頭痛が軽減されます。
【当院の陶板温熱療法もオススメです】
巷では「陶板浴」として多くの施設やホテルで利用されております。
よく間違えられますが、こちらは「サウナ」でもなく「岩盤浴」でもありません。
室内の湿度を出来るだけ下げて、汗をかくことを目的としていません。
そのため体に負担がかからず、体の芯から温めることが出来るので、当院でも小学2年生から88歳の方までご利用なさっております。
治療、医療ではないので、個人差はありますが、様々な症状が改善したという書籍も出ております。
~参考書籍~
「ガン、難病患者が行列する「陶板浴」のすごい免疫力」
発行 コスモの本
著者 中町ゆかり
「入ったら体がポカポカで、夜も靴下を履かずにぐっすり寝られた」
「今までは十日町や長岡まで行っていたけど、上越にもあったなんて知らなかった。これで頻繁に通える」
「サウナは苦手だけど、ここなら入れる」
「サウナとは違って着替えなくて良いから楽」
「他の施設よりもリーズナブルな価格で利用しやすい」
と、様々なお声を頂いております。
サウナや岩盤浴の様な暑いところは苦手だけど、手足が冷えて辛い、最近自律神経が乱れていると言われたという方は、ぜひ一度お試し下さい。
雨の日の気圧変化による体調不良は、自律神経を整えることがポイントになります。
今日紹介したストレッチやマッサージ、温かい飲み物やお風呂習慣を取り入れて、雨の日も快適に過ごしましょう!