冬の肩こりは○○がカギ?姿勢と筋肉バランスの関係
冬になると、肩がこりやすくなると感じることはありませんか?
実は、寒さや冬の特有の生活習慣が肩こりに大きく影響を与えています。
今日はその原因について、姿勢や筋肉の関係を絡めてお話ししたいと思います。
寒さが肩こりを引き起こす理由
まず一つ目は、寒さが筋肉に与える影響です。
冬の寒さで体温が低くなると、体は自然に温かさを保とうとします。
そのため、筋肉が縮こまることが多く、肩や首周りの筋肉が硬くなりがちです。
筋肉が硬くなると、血行が悪くなり、疲労物質が溜まりやすくなります。
その結果、肩こりが悪化するのです。
寒さで体が縮こまると、肩や背中の筋肉が無意識に緊張し、肩こりを引き起こします。
また、寒さに対する防御反応として、筋肉が緊張し続けると、肩の筋肉が過剰に働き、疲れや痛みが蓄積されていきます。
正しい姿勢が肩こりを防ぐ!意識すべきポイントとは
次に、冬特有の姿勢についてです。
冬は寒さを避けようと、私たちの姿勢が自然と丸まりがちです。
寒さを感じると、体は無意識に前かがみになり、肩をすぼめて縮こませるような姿勢をとります。
そのため、肩の筋肉が緊張しやすく、肩こりが進行します。
また、寒いと肩をすぼめた姿勢でいると、肩甲骨周りの筋肉が硬くなり、血行が悪化します。
特にデスクワークやスマホ操作が多い現代の生活では、長時間同じ姿勢でいることが多いため、肩こりが慢性化する原因にもなります。
姿勢が悪いと、肩の筋肉だけでなく、首や背中の筋肉にも負担がかかり、痛みが広がっていくこともあります。
無意識のうちに肩に力が入るため、慢性的な肩こりが進行してしまうのです。
肩こりを防ぐための簡単な対策
冬の寒さや悪い姿勢が原因で肩こりが進行するのを防ぐためには、以下の対策が有効です。
1. 温めることが大切
寒さによって筋肉が硬くなるのを防ぐためには、肩や首を温めることがとても効果的です。
暖かいお風呂に入ったり、温湿布を使ったりして、筋肉をリラックスさせましょう。当院の陶板温熱療法も肩こりには最適です。ご興味のある方は一度お問い合わせ下さい。
また、厚着をして体を温めることも肩こり予防につながります。
2. 姿勢を意識する
特にデスクワークをしているときや、長時間スマホを使っているときは、姿勢が悪くなりやすいです。
当院の猫背矯正はバキバキ・ボキボキせず、小学生のお子様から80代のご年配の方まで安心して受けられ効果があると大好評で、近隣の市町村はもちろん、長野県、富山県からお越しの方もいらっしゃいます。
気になる方はぜひ一度ご相談ください。
背筋を伸ばし、肩をリラックスさせて座ることを意識しましょう。
スマホを見るときにはスマホを持っている手の脇の下に、持っていない方の手を入れることでスマホの高さが固定され、肩への負担を減らす効果が期待できます。
また、パソコンの画面を目の高さに合わせることによっても、無理な姿勢を防ぎ、肩の負担を減らすことができます。
3. こまめにストレッチをする
長時間同じ姿勢でいることを避け、定期的に肩や首のストレッチを行うことが重要です。
簡単な肩回しや首を左右に傾けるだけでも、筋肉をほぐす効果があります。
運動不足が続くと肩こりが悪化しやすいため、軽い運動やストレッチを取り入れましょう。
別の記事にストレッチの特集もありますので、そちらを参考にしてみてください。
4. 水分補給を忘れずに
寒い冬は水分補給を忘れがちですが、体が乾燥すると血行が悪くなり、肩こりが悪化する原因にもなります。
意識して水分を摂るように心がけましょう。
5.靴を見直してみましょう
実は靴が原因で足のトラブルや健康を損なうことは多いです。
代表的なものとして足の変形を伴う外反母趾が挙げられます。
また、足の裏の筋肉が弱ることで起こる扁平足も良く耳にすると思います。
足の裏の筋肉が弱ってくるとかかとの骨が傾き、足底腱膜炎・巻き爪・膝痛・冷えやむくみ・O脚・腰痛・肩こり・頭痛などを慢性的に伴ってしまうこともあります。
特にすでに足にトラブルを抱えていらっしゃる方は、ぜひ一度当院にご相談ください。改善や健康を取り戻すきっかけになりますよ。
寒さや姿勢が肩こりの原因となりやすい冬の季節ですが、少しの工夫で肩こりを予防することができます。
温めること、姿勢を意識すること、こまめにストレッチをすること、これらの対策を取り入れることで、快適に冬を過ごすことができるはずです。
肩こりを防いで、元気に毎日を楽しみましょう!