寒い時期のこむら返り予防法
1月などの寒い時期は「こむら返り」が起こりやすい時期でもあります。
こむら返りは、主にふくらはぎの筋肉が痙攣(けいれん)することを指します。
ちなみにご存知ですか?
こむら返りの「こむら」はふくらはぎのことを指します。
その名の通り、ふくらはぎに多く起こります。
しかし実は足の裏や指、太もも、胸など、体のどこにでも発生するんです。
またタイミングとして運動中や就寝中に発症することが多くありますが・・・
そもそもなぜ、こむら返りは起こってしまうのでしょうか?
「夜中に足がつる」を防ぐ!こむら返りの原因は?
こむら返りは、先ほどもお伝えした通り、ふくらはぎの筋肉が異常収縮して起こる痙攣です。
足の裏や太もも、胸などにも発生することがあります。
筋肉の異常な収縮が起こる要因として、
・ふくらはぎなどの筋肉が無理な動きで傷められると、異常な収縮が起こる。
・マグネシウム不足によりミネラルが乱れて筋肉の異常収縮が起こる。
・汗をかくことによる脱水や、冷えなどの血行不良もこむら返りの原因となる。
・体の冷えも原因になる。
・そして、アルコールの飲み過ぎも原因の1つです。
このようにこむら返りが起こる原因はいくつかあります。
では、どのようにしてこむら返りを予防すれば良いのでしょうか?
寒い季節の水分不足も原因?こむら返り対策の正しい水分補給法
① ストレッチ
まずは運動後のストレッチはこむら返りに効果的です。
ストレッチ方法としてまずはテーブルに両手をつき、片足を後ろに下げます。
そして後ろに下げた側の踵を床に近づけるようにしてふくらはぎをストレッチしましょう。
② 小まめな水分補給を行う
運動時や就寝前の水分補給を忘れずに行いましょう。
特に夜間は思っている以上に人は汗をかくため、軽い脱水状態になっていることがあります。
だからこそ夜にこむら返りが起こることが多いんです。
運動中や就寝前に水分補給を行い、脱水状態を注意することで、こむら返りを予防しましょう。
③ マグネシウムを含む食品を摂る
ミネラル不足を防ぐためには、マグネシウムを含む食品を意識して摂ることが大切です。
アオサやワカメなどの海藻類、ナッツ類、牛乳やチーズなどの乳製品を摂ることが有効です。
④ 体を温める
毎日シャワーでなく、ちゃんと湯船に入って体を温める。
寝るときにふくらはぎに温熱効果のあるサポーター等を使ったり、腹巻きをするのも効果的だそうです。
⑤ アルコールの量を減らす
過度なアルコール摂取はこむら返りの要因の1つだそうです。最近よくこむら返りを起こすなと感じたらアルコールの量を減らしてみたらいかがでしょうか。
日々の体のケアがこむら返りの予防に繋がります。
できることから実践してみてくださいね。