ストレスとうまく向き合う方法
ストレスは色々な場面で起こり、切っても切れない関係でしたね。
しかし、ストレスを受ける側の捉え方によって、心も体ももっと楽になるはずです。
今日はストレスにうまく対処できる健康な心を持つための方法、ストレスを解消するための具体的な方法をご紹介したいと思います。
ストレスをエネルギーに変える!前向きに活かす思考法
・完璧主義を捨てよう。
何事もきちんとやることは大切ですが、少し肩の力を抜いて取り組み、心にゆとりを持つことが大切です。
・過去にこだわらず、前向きに考えよう。
過去にこだわり、物事を悲観的に考えることは、ストレスをマイナスに変える要因です。
何事にも前向きにプラスの方向へ考える習慣を身につけましょう。
・思考を柔軟にしよう。
目標と現実のギャップはストレスを生みやすいものです。
思考に捉われず、目標を少し下げ、達成率を上げ達成感を味わうことが次のステップにつながることもあります。
できない時は考え方を柔軟にし、別の手段を考えることも必要です。
・一人で抱え込むのはやめよう。
悩んだ時には、一人で抱え込まず人に相談することも大切です。
物事の受け止め方は人により異なるので考えつかなかった解決法を生むこともあるのです。
仕事でも人に任せることは任せて、成果を分かち合うことも大切なことです。
ストレスを味方につけよう!自分に合ったストレス対処法を見つける方法
物事を0か100か、良いか悪いかの両極端で捉えず、どこまでなら許せるのか考えてみましょう。
「~すべき」思考を捨ててみましょう。
思い込みが強ため、自分にも他人にも厳しくなりがちです。
うまくいかないことがあると、自分に強引に関連づけて自分を責めていませんか。
自分にばかり原因を求めずに、別の要因も考えてみてください。
また、うまくいった時は自分のどこが良かったのか考えることが大切です。
最後に、他人の行動や性格は変えるのはとても難しいことなので、自分を変えることが一番です。
色々と他人に対して不満があるかもしれませんが、他人に過度な期待、自分の価値観を押し付けているに違いないです。
「みんなちがって、みんないい」と思ってみましょう。
「ストレス解消=趣味?」リラックスできる時間の作り方
・日光を浴びる
日光を浴びると、セロトニン(幸せホルモン)が分泌されます。
セロトニンは精神を安定させ、心のバランスを整えてくれる作用があると考えられています。
1日15~30分程度は外に出て、日光を浴びるようにしましょう。
・体を動かす
セロトニンの分泌は、運動をすることでも増やせます。
また、やる気を高めるドーパミンや、意欲や興奮をつかさどるノルアドレナリンの分泌量も増やせるので、運動はストレス発散にうってつけです。
なかでも、同じ動きを繰り返すリズム運動が効果的だと考えられています。
また、ストレッチも筋肉の緊張をゆるめ、心身をリラックスさせる効果があります。
・湯船にゆっくりつかる
ストレスは、自律神経と大きくかかわっています。
ストレスや緊張状態が続くと、交感神経が高まったままになってしまいます。
リラックスするには、副交感神経を高める必要があるのです。
湯船につかることは、副交感神経を高める方法の1つです。
お風呂はシャワーだけで済ませず、湯船につかることを心がけましょう。
・しっかりと休息・睡眠をとる
心身の疲労回復には、休息と睡眠が欠かせません。
とくに睡眠が不足すると、自律神経やホルモンのバランスも乱れて、心身に不調をきたします。
日中に適度な運動をすると、夜に副交感神経が高まって、質の高い睡眠が得られるようになります。
運動は、それ自体がストレス解消につながるだけでなく、睡眠にもよい影響があるので、一石二鳥と言えるでしょう。
・好きなものを食べる
好きなものを食べると気分が上がりますよね。
食べすぎはよくありませんが、食事のなかに好きなものを取り入れるのも1つです。
・仲のいい人と時間を過ごす
心を許せる、仲のいい相手となら、本音で語り合うこともできます。
誰にも言えない胸の内を明かしたり、愚痴を言ったりして過ごす時間は、ストレス発散になるでしょう。
・家を掃除するなど周囲の環境を変える
休みの日などに家のなかを掃除すると、すっきりして清々しい気持ちになれるでしょう。
花を飾ったり、いつもと違うものを置いたりして気分を変えるのも1つです。
・大声を出す
大声を出すのも、ストレス発散につながります。
横隔膜には自律神経がたくさん張り巡らされていますが、お腹のなかから声を出すことで横隔膜が刺激されて、副交感神経が高まり、リラックス効果が得られると考えられています。
・ぼーっとする
ぼーっとするというのは、脳にとっては大切な時間になります。
心が落ち着いたり、集中力がアップしたりして、ストレス解消につながることが期待できます。
ストレス解消のNG行動
・過度な飲酒
アルコールでストレスを紛らわせる人もいますが、アルコール依存症になってしまう人もいます。
また、お酒を飲みすぎると睡眠の質も下がり、逆効果になってしまいます。
・喫煙
ストレス解消のために、たばこを吸うという人もいますね。
喫煙によるストレス軽減効果は一時的なもので、むしろニコチン切れでイライラするなど、逆にストレスの原因になっていることが少なくありません。
ストレスはゼロにすることはできないので、ストレスを感じたときこそ、上手くストレスに向き合ってポジティブに消化しながら上手に付き合っていく必要があります。
今日は解消法をいくつかご紹介したので、色々試してみて、自分にあった方法を見つけてくださいね。