手足が冷たい…今すぐ試せる温活テクニックとは?
寒い季節になると手足の冷えでお困りの方も多いのでは?冷え症は、血流が悪くなることで起こりやすくなります。しかし、日常のちょっとした工夫で体を温めることができます。
さて、今日は冷えを解消するための情報をお届けします。
あなたは冷え性?冷え性チェック
最近は冷え性の自覚がない「隠れ冷え性」の人が多いといわれています。
まずは、冷え性かどうかのセルフチェックをしてみましょう。
・おなかに冷えを感じる
・体温が36.5℃未満
・手足がいつも冷たい
・浮腫みやすい
・目の下にクマができている
・寝つき、寝起きが悪い
・頭痛がよくある
・肩こり、腰痛がある
・デスクワークが多い
多く当てはまる方は、冷え性かもしれません。
体の内側から温める!食べるだけで冷えを防ぐ食材リスト
食事で冷え性を改善できるのをご存知ですか?
食べるもので体温は大きく変わります。以下の食品を積極的に取り入れてみましょう。
• ショウガ:血行を促進し、体を芯から温める効果があります。
• 根菜類(にんじん、大根、ゴボウ):消化に時間がかかり、体を温めやすい食材です。
• 発酵食品(納豆、キムチ、ヨーグルト):腸内環境を整え、代謝を向上させます。
• スパイス(唐辛子、シナモン):血流を促し、体温を上げる効果が期待できます。
また、朝はコップ1杯の白湯を飲むと良いでしょう。
暖かいスープや、生姜や根菜を使った料理など、体を温める食材を摂ることで、血行を良くして冷え性を予防することができます。
毎日の習慣で冷え性改善
冷え性の改善のための簡単な方法として、 適度な運動をすることが挙げられます。
デスクワークや立ち仕事が多いと血流が滞りやすくなります。1日数回、以下のストレッチを取り入れてみましょう。
• 足首回し:座ったままでもできる簡単ストレッチ。左右にゆっくり10回ずつ回します。
• つま先立ち運動:かかとを上げ下げするだけで、ふくらはぎの筋肉が動き血流を促進します。
• 肩回し:肩甲骨を大きく回すことで全身の血流が良くなります
就寝前はブラブラ体操がおすすめです。
仰向けになり手足を上に上げて、手首と足首をぶらぶらと動かします。
血行がよくなるだけでなく、全身がリラックスして安眠効果もあります。
服装を工夫して冷えを防ぐ
体を冷やさないための服装も大切です。
• 首・手首・足首を温める:この3つの「首」を温めると体温が逃げにくくなります。
• 重ね着を活用:厚着しすぎると汗をかいてしまい、逆に冷えることも。薄手のインナーを重ねることで温かさを調整しやすくなります。
• 靴下やレッグウォーマーを着用:特に足元は冷えやすいため、冷えを感じる前に履くことが大切です。
また、腹巻きやカイロ、5本指ソックスなどあったかアイテムも取り入れてみてくださいね。
お風呂習慣・ツボ押しで体を温める
シャワーだけで済ませていませんか?冷え症対策にはしっかり湯船に浸かることが重要です。
• 38~40℃のぬるめのお湯に15~20分浸かる
• 炭酸入浴剤や日本酒、塩を入れると血行促進に効果的
• 入浴後はすぐに靴下を履いて保温
手軽にできる冷え症対策としてツボ押しもおすすめです。
• 三陰交(さんいんこう):足の内側、くるぶしから指4本分上の場所をゆっくり押します。
• 湧泉(ゆうせん):足の裏の中央あたりにあるツボ。刺激すると全身の血行が良くなります。
冷え症はちょっとした工夫で改善することができます。食事・運動・服装・入浴・ツボ押しを組み合わせて、体を温める習慣をつけてみましょう。寒い季節も快適に過ごせるよう、今日からできる冷え症対策を実践してポカポカな冬を過ごしましょう。