足の痛みや疲れの原因は靴かも? 健康を守るシューズ選び
さて皆さん、元気でいるためには歩くことが大切ですよね。
毎日どんな靴で歩いていますか。
日本人は、欧米諸国に比べて、自分の足の健康に無関心と言われています。
間違った靴選びを続けることで足の健康を損ねる原因になっていることはよくあります。
足の健康のためにも足に合う靴選びをすることはとても大切です。
そこで今回は、足の健康と靴についてまとめました。
外反母趾・扁平足を防ぐ!足に優しい靴を選ぶコツ

実は靴が原因で足のトラブルや健康を損なうことは多いです。
代表的なものとして足の変形を伴う外反母趾が挙げられます。
また、足の裏の筋肉が弱ることで起こる扁平足も良く耳にすると思います。
足の裏の筋肉が弱ってくるとかかとの骨が傾き、足底腱膜炎・巻き爪・膝痛・冷えやむくみ・O脚・腰痛・肩こり・頭痛などを慢性的に伴ってしまうこともあります。
靴を履いていて、タコ・魚の目・靴ずれなどができることがあれば、足と靴があっていないサインです。
その様な方にはオーソティクスの導入をお勧め致します。
オーソティクスって何?って思う方が多いかと思いますが、もう少しこのまま辛抱して下までお読みください。
足元から健康に!歩きやすく疲れにくい靴の選び方

まずは足に合うサイズと足の幅や足囲のフィット感が重要です。靴を買う際には必ずサイズを測ってもらいましょう。
つま先に1.0cm程度余裕のある靴を選びます。
~靴の履き方~
紐の靴が基本です。腰掛けに座った状態で履きましょう。
靴の紐を緩めて、踵を「コンコン」と地面にあてて爪先を上げた状態で「踵側に合せて」履きましょう。
紐は穴の「下から上」へ向かって通します。つま先に近い前の方からきつめにしっかり締めましょう。
試し履きをして親指と小指の付け根の部分が横から圧迫されていないか確認しましょう。
履いたまま店内を歩いて違和感がないかの確認もしてくださいね。
中敷きで変わる!正しい靴選びとカスタマイズ術
足にあった靴を選択することが足の健康には大切とご理解いただけたと思います。
一方で、自分好きな靴を履きたいという方も多いと思います。
そんな時、中敷きの使用を検討してみてください。
中敷きと入っても大まかに2種類有るのを知っていますか?
1つは一般的な「インソール」と呼ばれているもので、もう1つは「オーソティクス」と呼ばれているものです。
「靴に入れる」という視点では同じですが、インソールは「足の裏のサポート、足と靴のフィット感を高めるという、足腰の負担を軽減するもの」で、オーソティクスは「個々の足を本来の骨格構造に補正する機能性があり、海外では骨格矯正具として、足病医が処方しているもの」になります。
伊東整骨院では国家資格者が管轄する取扱認定院でしか購入出来ない、個々に合った自分だけのオーダーメイドのオーソティクスを製作することが可能です。
オーソティクスも一般的なインソールと同じで、様々な靴に入れ替えて使用できます。と言うよりも、外出時だけではなく室内外問わず長時間使用することで正しい補正効果を発揮します。
足の健康を維持するためにも、参考にしてみてくださいね。
特にすでに足にトラブルを抱えていらっしゃる方は、ぜひ一度当院にご相談ください。改善や健康を取り戻すきっかけになりますよ。